リハビリと無意識

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1.油断大敵

今から書くことは科学的な根拠はなく、「左片麻痺」を持つ中途重度障碍者である私の感覚的な話です。

私は、左下肢と左上肢が不自由ですがリハビリと日常生活の反復のおかげで歩行に関してはかなりの悪路でなければ無意識の中で安全に歩けています。

装具を付けていない私が最も気にしているのは「内反」による捻挫や骨折です。

ただの歩行であれば、内反の危険性は大きく軽減しており、先ほど書いたように無意識に歩行できます。

しかし、突発的な動きをするときは意識していないとぐにゃりと足首が内反して痛めるということもあります。

2.例えば

直近で足を痛めた事例でいうと、「車の運転席から降りる時」に内反で痛めました。

通常は素早く動けないので、周りの状況をしっかり確認し多少時間を掛けても大丈夫だと判断してから、ドアを開け健常の右から出ます。更に左足を引き抜きしっかり地面に垂直に左足が着地したのを確認してから立ち上がるという方法で車から降りているのですが、この前は右足を出して、左足を垂直に着地する直前に近くの車が歩行者に対してクラクションを鳴らした音が耳に入ったことで驚き意識を左足から離したことで、内反した状態で地面に設置しました。

少し驚いていたので、そのまま体重を掛けて立とうとしたため痛めてしまいました。

このように意図せず無意識に行動することが怪我に繋がるというのは不便ですが、だからこそ、無意識に歩行できている今に感謝できますし、人体の凄さを感じることが出来ます。

本当に元々は歩行で一歩出すごとにひざの動き・着地の体重の掛け方・右足を出すタイミングを思考し続け脳が焼き切れそうになった7年前ですら忘れてしまうぐらいに歩けている自分を誇らしくも思います。

3.足は使いやすい

私と同じような下肢障害の方にお伝えしたいのは、足は非常に使いやすいということです。

勿論、脳の損傷部位によって障害は色々ですが、使えば使うほど良くなるという話は聞いたことがあると思います。

私は上肢も悪いのでよくわかりますが、足は手よりも動きが単調であり、使う頻度が多いのでリハビリするにはやりやすいと思います。

手に関しては、ちゃんと機能しないと何もできないですが、足に関しては立ち上がることが出来るなら、手すりを持ちながらでもイスの立ち座りや数歩歩くとか始めやすいリハビリがあります。

どこまで回復するかは勿論人によりますが、リハビリのしやすさでいうと圧倒的に下肢だと思います。

そして、自主トレを頑張ってみようとか既に頑張っている人にお伝えしたいのは「油断大敵」ということです。

障碍者に限りませんが、無意識というのは素晴らしいことでもありますが危険でもあります。

この両面を孕んでいる感じが無意識の魅力でもあるように思います。

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