1.レジリエンス
レジリエンスとは、「困難で脅威を与える状況にもかかわらず,うまく適応する過程や能力,および適応の結果のこと」であり日本語に訳すなら、復元力、回復力、弾力が当てはまる。
最近ではビジネスや労働環境、地球温暖化問題など社会の中のあらゆるシーンで対応力や危機管理能力といった意味で使われている。
日本でレジリエンスが注目されるようになったきっかけは東日本大震災とも言われている。東日本大震災がおきた直後、被災地では大きな暴動が起こることはなかった。また、被災者の方々のほとんどが非常に前向きだったことは、多くの人々の心を動かした。こうした日本の災害における「元に戻ろうとする力」が再び重要視されるきっかけとなったのだ。
私はカウンセラーであることから、心理的側面からもレジリエンスは重要だと感じている。
心理的側面から見るレジリエンスとは、立ち直る力のことである。
「心が折れやすい人に対して、レジリエンスを高めることが推奨されることがある。他にも、何かトラウマになる経験をした人や避けることが難しいストレスにあったときにも、レジリエンスは取り上げられる。このように本人がレジリエンスを高めようとするだけでは解決できず、トラウマやストレスのきっかけとなっている環境も重要な要因になってくる場合がある。」
と論文や研究会で紹介されることが多く、カウンセラーや学者の多くが、概ね正しいという方向で進んでいる。
私は、そもそも人の心は折れないという主張を自信の経験からしているので、本人のレジリエンス高めるというアプローチには懐疑的だが、復興や環境問題に対して、社会システムや政治のレジリエンスを高めるという考えには賛成している。
3.日本人はレジリエンスが高い?
昨今増えた「日本凄い系」番組やネット投稿などで、復興する力が日本人が特別強いという風潮があるが、私はそうは思わない、現時点では日本人は環境要因や教育によりレジリエンスが高いと言えると思いますが、日本人だからという民族性や血の要因ではなく、レジリエンスは全人類に等しく備わっているのだと思っています。
教育環境が整備され、日本のような立地を与えられれば、世界中のどの民族でも、同じように高いレジリエンスを備えることが出来ると思っています。
これから起こるであろう困難に立ち向かっていくためにも2030年までに、SDGsの達成、特に持続可能な教育環境の整備を日本が率先して行い。
戦後復興、阪神淡路大震災、東日本大震災等、多くの苦難を乗り越えてきた経験を世界と共有していくことが、持続的な世界の構築の基礎になるのではないかと思っています。
最後は壮大な話になりましたが、それぐらいの思いで世界にコミットしてみませんか?



















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