「運を科学する」──脳出血を乗り越えた私が考える、運の正体

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はじめに──私は運が良かったのか?

「運が良かったね。」

私はこれまで何度、この言葉をかけられただろうか。

私は数年前に脳出血を発症し、左半身麻痺という重度障害を抱えることになった。それまでの生活は一変し、思うように体が動かないもどかしさ、社会との距離を感じる孤独、未来への不安と向き合う日々。それでも、リハビリを続け、少しずつ動けるようになり、社会復帰を果たすことができた。

確かに「運が良かった」と言えるのかもしれない。発症時に適切な医療を受けられたこと、リハビリを続けられる環境があったこと、支えてくれる人たちがいたこと。けれど、本当にそれだけだろうか?

もし「運」がただの偶然だとしたら、私はただの幸運にすがるしかない。けれど、運を「科学」してみると、そこにはもっと大切なものが見えてきた。


「運が良い人」と「運が悪い人」の違い

運は、まるで目に見えない力が働いているかのように思える。けれど、心理学者リチャード・ワイズマン教授の研究によると、「運の良い人」には共通点があるという。

  1. チャンスを見つける力がある
    どんな状況でも可能性を探し、行動を起こす。
  2. 直感を信じて動く
    「やってみよう」と思ったことを素直に実行する。
  3. 楽観的である
    失敗しても「これも経験」と前向きに考える。
  4. 困難をチャンスに変える力がある
    逆境の中でも「この経験が役に立つかもしれない」と思える。

これらを知ったとき、私はハッとした。これらはまさに、私がリハビリを続ける中で身につけてきたものだったからだ。


脳出血を経験して気づいた「運」の正体

私が脳出血を発症したのは、まったく予想もしていなかったタイミングだった。仕事も家庭も順調だったのに、ある日突然、世界が変わった。

それでも、私は「生きている」という事実にしがみついた。左半身が思うように動かない中で、最初は「こんな体で生きていても意味があるのか?」とさえ思った。でも、その後のリハビリや経験を通して、少しずつ「この状態でもできることがある」と思えるようになった。

振り返ってみると、私は「運が良かった」と思う場面に何度も出くわしている。

  • 倒れた時にすぐ救急搬送された
  • リハビリ病院が良い環境だった
  • 社会復帰できる職場に巡り合えた

でも、もし私が「もうダメだ」と諦めていたら?

リハビリを投げ出し、何もかも「運のせい」にしていたら?

今の私はいなかった。


「運」は自分で引き寄せるもの

私は今、確信している。

運は、偶然ではない。

運が良い人と悪い人の違いは、「どのように生きるか」の違いだ。

脳出血を経験し、リハビリを続けた私の人生は、決して「幸運」だけではなかった。痛みや挫折、不安、孤独。けれど、その中でも「できることを探し続ける」ことで、私は「運の良い道」を歩むことができたのだと思う。

「運を良くする方法なんてあるの?」と思う人もいるかもしれない。けれど、実はシンプルなことだ。

運を良くするためにできること

情報を集める
 どんな状況でも、新しい知識や人とのつながりを大切にする。

「やってみよう」と思ったら行動する
 考えすぎず、まずは小さな一歩を踏み出してみる。

ポジティブな視点を持つ
 失敗しても「これは学びになる」と考える。

自分の経験を活かす
 たとえ困難な状況でも、「この経験が誰かの役に立つかもしれない」と思う。


あなたの「運」を変えるのは、あなた自身

もし今、「自分は運が悪い」と思っている人がいたら、私は伝えたい。

運は、待っていても変わらない。

運を変えるためには、小さな行動を積み重ねることが大切だ。私がリハビリを続けてきたように、あなたにも「できること」があるはずだ。

脳出血を経験し、障害を抱えながらも私は社会復帰を果たした。そして今、この経験を通して「運とは何か?」を考え、こうして記事を書いている。

もしかしたら、これを読んでいるあなたが「自分もできるかもしれない」と思うきっかけになるかもしれない。

あなたの運を変えるのは、あなた自身。

小さな一歩を踏み出すことで、きっと新しい道が開ける。

あなたの人生が、少しでも「運の良い道」へと進むことを願っています。


最後に──「運を科学する」ことの本当の意味

運は決して、単なる偶然ではない。

「運が良い人」と「運が悪い人」の違いは、その人の考え方や行動によって生まれる。

だからこそ、あなたがもし「運が悪い」と思っているなら、今からでも変えられる。

私は脳出血という大きな試練を乗り越え、今こうして生きている。これが「運が良かった」のか、「運を引き寄せた」のかはわからない。でも、確かなのは──

運は、動く人のもとにやってくる。

この記事を読んでくれたあなたに、少しでも勇気と希望が届くことを願って。

あなたの「運」が、これからどんどん良くなりますように!

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