|
|
1.認知療法的視点
私が障碍者になった時に、認知療法を学んだカウンセラーさんが担当についてくれ、この人がきっかけでカウンセラーを目指すことになりました。
ですから、私のカウンセリングも認知療法的側面が強いと思います。
私のカウンセリングのスタンスは、
「クライアントに寄り添いながら、クライアントとの信頼を積み重ね、最終的に二人三脚のチームとなり、ダイバーシティマネジメントを駆使し、クライアントの認知の歪みにアプローチし不安からの解放を目指します。」
心理学的に正しいアプローチかは分かりませんが、このようなアプローチをしてきたので、認知療法の専門家とはいえなくとも、それなりに経験を積んでいます。
2.ストレスは大敵
私も発症後に陥ったことですが、「当たり前にできていたことが出来なくなるストレス」が最も心を蝕むと言われる中、例外なく私も蝕まれました。
そんな時に、担当のカウンセラーさんに言われたことが、
「ストレスが強いと、悪い側面にばかりとらわれてしまい、落ち込みや不安、焦りなどの気分を感じるようになります。
そして、そのような気分が、さらに悲観的な考えを生み出し、悪循環が起きてきます。
そうすると、考え方の切り替えが上手にできなくなり、こころの力が弱くなってしまう
というのが今の状態です。」
ということでしたが、対処法が分かりませんでした。
そこで提案されたことが「認知の歪み」を治すことでした。
3.事実を正確に捉えよう
事実に対して考え方の癖というか「自動思考」が働き、思考・行動・身体に影響を与えるの
ですが、この「自動思考」が認知を歪める原因にもなります。
事実を正確に認知することが不安から脱出するキーポイントになるとカウンセラーさんに言われました。
4.疑問
疑問は残った。
「病気をして落ち込むときには、健康な自分を失ったという認知が働いています。」
と私は言われましたが、認知が歪んでますか?
病気をしたことも健康な自分を失ったことも正確な事実だと思ってしまいます。
当時の私もそうでした。
その時に言われたことは、
「病気をしたことも健康な自分を失ったことも事実だと私も思います。
それでは、今感じている不安は何が原因だと思いますか?」
私の答えは、
「障碍者になった状態で、お金を稼いで家族を養っていけるのか?というところが最も大きい不安です。」
これでした。
この時点で離婚をしていませんでしたので、このような不安を持っていました。
そこから始まったワークが「不安の星取り」というものでした。
5.不安の星取り
今でも自分でたまにやるのですが、最悪の展開と最善の展開を考えてみる「シナリオ法」のもっと取り組みやすい手法のものです。
現在、不安に思っていることを紙に書きだして、期間を決めそれが起こったら×、起こらなかったら〇を書いていきます。
そうすると、意外と自分の想定している最悪なことは起こらないのだと理解できたりします。
常に想定通り悪いことが起こると思い込んでしまっている認知の歪みを自分で知り、解消する手助けをしてくれる手法ですので、是非ご興味ありましたら試してみてください。
専門知識がなくてもある程度の効果を発揮するのが認知療法の特徴です。















コメントを残す