やりたいことをするために、やりたくないことに多大な時間を割くことへの不満が、障害者になってから大きくなっている

Spread the love

「やりたいこと」ができる時間が、どんどん奪われていく感覚

「自分のやりたいことに、もっと時間を使いたいのに、気づけばやりたくないことにばかり時間が奪われている」

そう感じたことはないだろうか?

私も、以前は「まぁ、仕方ない」と思っていた。仕事、通勤、雑務、社会のルール——。誰もが何かしら「やりたくないこと」をこなしながら生きている。

だけど、中途で重度の障害者になってから、この「やりたくないことに時間を奪われる感覚」が、健常者の頃とは比べものにならないくらい強くなった。

障害を持つと、ひとつひとつの動作に時間がかかる。生活のあらゆる場面で「やりたくないこと」に費やす時間が増えていく。そして、「やりたいこと」に割ける時間が、どんどん削られていく。

この不満は、きっと私だけではないと思う。

障害者になってから気づいた「やりたくないこと」の多さ

「やりたいこと」があるのに、それをするためには「やりたくないこと」を乗り越えなければならない。そのハードルが、健常者の頃よりも遥かに高くなった。

① 仕事:やりたくない仕事に時間を奪われる現実

仕事をしなければ、生活は成り立たない。だけど、「やりたい仕事」だけで生きていける人は少ない。

障害を持ってからは、なおさら選択肢が狭くなる。自分のやりたい仕事を見つけても、「障害者だから」という理由で雇ってもらえなかったり、仕事内容が限られたりすることもある。

「やりたくない仕事」に時間を奪われ、やりたいことが後回しになる。 これは、想像以上に精神的なストレスになる。

② 通勤・移動:行くだけで疲れるのに、さらに時間も取られる

通勤や移動は、健常者にとっては「当たり前のこと」かもしれない。

でも、障害を持つと、移動ひとつとっても大変だ。駅にエレベーターがなかったり、段差があったり、人混みの中を慎重に歩かなければならなかったり。

結果として、「やりたくないこと=移動」に多大な時間とエネルギーを費やし、目的地に着いたときには、もうクタクタになっている。

「やりたいこと」をするために、「やりたくない移動」に時間と体力を奪われる——これは、本当に悔しい。

③ 日常生活の雑務:なぜ、こんなに時間がかかるのか

ちょっとした家事や買い物、役所の手続き。こうした日常の雑務も、障害を持つと驚くほど時間がかかる。

例えば、料理を作るのに、以前は30分でできていたことが、今は1時間以上かかる。片手しか使えないから、洗濯物を干すのにも倍以上の時間がかかる。

「この時間を、ブログ執筆やカウンセリングに使えたら——」

そう思うことが、何度も何度もあった。

時間的リソースが奪われることへの不満

「やりたくないこと」に時間を奪われることが、どれほどのストレスになるのか。

障害を持つ前は、ここまで深く考えたことはなかった。けれど、障害を負ってからは、「時間の価値」を痛いほど実感している。

なぜなら、やりたくても、できない時間が増えていくからだ。

  • 疲れやすくなり、1日にできることが限られる
  • 1つの動作に時間がかかり、予定通りに進まない
  • 体調が悪い日は、何もできないまま終わることもある

そして、「やりたいこと」に使える時間が削られるたびに、自分の人生を生きているのか、ただこなしているだけなのか、分からなくなってしまうことがある。

それでも、「やりたいこと」を優先したい

それでも、私は「やりたいこと」に時間を使いたい。

そのために、できる限りの工夫をしている。

① 仕事の選び方を変えた

今、私はカウンセリングやブログ執筆をライフワークにしている。

以前のようにフルタイムで働くのは厳しいけれど、「やりたいこと」に時間を割くために、働き方を変えた。少しずつだが、「やりたくないこと」に費やす時間を減らしている。

② 移動を極力減らした

オンラインでできることを増やし、移動にかかる時間を減らした。これによって、「やりたくない移動」による疲労が軽減された。

③ 日常生活のシンプル化

家事をミニマル化し、無駄なことを減らした。やりたくないことに時間を奪われないよう、効率的な方法を模索している。

「やりたいこと」を大切にできる社会へ

でも、本当は、個人の努力だけではどうにもならない部分もある。

障害者が「やりたいこと」に時間を使うためには、社会のサポートも必要だ。

  • 柔軟な働き方の推進(リモートワーク・フリーランス支援)
  • バリアフリーの充実(移動の負担軽減)
  • 障害者支援の拡充(家事・生活のサポート)

こうした社会の変化が進めば、「やりたくないこと」に時間を奪われるストレスは、もっと減らせるはずだ。

最後に:やりたいことを諦めないために

私は、ブログを通じて伝えたい。

「やりたいこと」を、諦めないでほしい。

障害を持つと、「仕方ない」と諦めそうになることがある。だけど、本当にそうだろうか?

少しずつでもいい。工夫しながら、自分の人生を生きる方法を探していく。

このブログを読んでくれたあなたが、少しでも「やりたいこと」に時間を使えるようになることを願っている。

もし共感してくれたら、ぜひシェアや応援をしてもらえると嬉しい。
そして、あなた自身の「やりたいこと」についても、ぜひコメントで教えてほしい。

「やりたいこと」を大切にする人生を、一緒に考えていきましょう。

コメントを残す

2027年度の障害者雇用戦略|法定雇用率2.7%時代、経営者が見直すべき組織設計と90日改革

Spread the love

2027年度に向けた障害者雇用戦略を解説。法定雇用率2.7%時代、経営者・管理職は何を変える…

「普通に働ける人」を前提にした会社は、いつまで強いのか――障害者雇用から考えるBPRと業務設計

Spread the love

「普通に働ける人」という前提が、人材の可能性を狭めていないか。元管理職で中途重度障害当事者の…

なぜ「答え」を渡すのをやめたのか?

――重度障害者になって気づいた、問いが人を動かす理由

Spread the love

管理職として「答えを与える側」だった私が、30歳で脳出血を発症し、中途重度障害者として「配慮…

● Recent Articles
Verified by MonsterInsights