1.妻の人間ドック
私の妻は5歳上ということで42歳です。
今まで経験がなかったそうなのですが、何故か今年人間ドックに行きました。
その少し後で左胸にしこりがあるのを発見した。
乳がんかもしれない。
という疑念が残り、人間ドックの結果「要精密検査」ということで、妻は不安に感じながらも、検査のため病院に行きました。
そして、結果が分かるのが、明日の結婚記念日当日ということが判明。
おめでたい日にがん検査の結果が分かるというのは非常に複雑な心境です。
2.結果待ちの夫の心境
妻の心境は分かりませんが、夫の心境であれば少しは分かります。
ただ、私自身も大病した身ですので一般的な夫の皆さんとは価値観や感覚が違うかもしれません。
ガンでなければ一緒に喜べばいいですが、もしガンだったらどうするかというのは、検査結果が出る前に考えておく必要があると思います。
<私が事前にしたこと>
・声の掛け方を考える。
・治療費の事について保険適用や調べられる範囲で調べる。
・治療が心身にどのような負担を掛けるのか?を知る
・妻が考えるであろう家族に対しての懸念事項を先回りして対応しておく。
・全力でサポートするために会社での看護休暇等制度の確認をしておく。
・何があっても一緒にいてサポートするという覚悟を決める
以上6つの事をして、妻の検査の結果を待っている。
3.待つ怖さ
結果を待つというのは怖いものです。
試験の結果にしてもプロポーズの結果にしても妊娠判定の結果にしても不安と期待が大きければ大きいほど怖いものです。
それが「癌」となれば怖さが倍増です。
恐らく自分の病気よりも大切な人の結果を待つほうが怖いのだろうと実際経験して思いました。
妻から脳出血の時どうだったか聞かれたが、検査で判明したのではなく、いきなり意識を失って倒れたので怖さはなかった。
だから参考にならないと伝え、私はどう寄り添おうか考えることにした。
私自身手術後目を覚まし、障碍者になって一生寝たきりと言われた後は、周りの声に対して聴く耳を持っていなかったから、妻も精神状態が同じようになるのかもしれないと仮説を立てて、不安を感じていても今の方がまだ話を聞いてくれるかもということで、結果が出る前の今のうちに、お互いの気持ちやもしもの時の動き等を確認しておこうと考えたため、妻に提案してみると冷静で慣れてると言われてしまった。
確かにピンチやとんでもない出来事には慣れているが、結構動揺しているのだが、それが妻には伝わっていないようだ。
人間どんな状況でもどうにでもなると思っているし、どうなろうと、最後まで一緒にいるし支えると覚悟を決めているので、「癌」かどうかはさほど問題ではない。
勿論妻が苦しむのは避けたいが、私自身はできることをする以外の選択肢がないので、堂々と「自分を大切にする生き方」を貫くために妻を支えることに全力で行こうと思います。
何か進展があればブログで報告します。
4.もう一波乱
人生は波乱だらけだと自分の経験からいえるが、それでも結構な波を超えてきたし、一番の波は30代前半で越えたと思っていた。
しかし、その目論見は甘かったようだ。
まだ決定的になったわけではないが、大波の可能性を予感させる変化は可視化されてきていて、まるで海水が大きく引いているかの如く静かでありながら不気味な雰囲気に私自身飲まれている。
5.平穏を手放せるか?
障害を乗り越え移住し手に入れた平穏を手放せるのか?
この変化の大波を楽しめるのか?
コロナウィルスも相まって変化が激化しそうな予感すらする。
ある程度生きることに覚悟を決めている私なら何でもないと鼻で笑いたいところだが、人間はそこまで強くはなれないようだ。
以前からブログで「変化を楽しもう」とか「変化が怖いと人生つまらん」とか書いていたが、現時点で、この変化を楽しめる自信がない。
自分だけの事なら「次がない世界に生きてきたので覚悟は十二分にある」が大切なパートナーの事となると、自分だけの力ではどうすることもできないので、自分でコントロールできないという怖さも感じられる。
6.これを乗り越えたら凄くない?
ここで視点を変えてみよう。
中途重度障害を乗り越えたからこそ、どんな苦難も乗り越えられるというイメージというか成功体験を持っている。
「あれを乗り越えたんだから、これも乗り越えられる」
という漠然とした自信ではなく。
「あれも乗り越えた私と今回乗り越えた妻との夫婦って凄くない?」
という考え方に至った。
超希少な夫婦じゃないか?というのが、私個人の意見です。
7.実は妻も凄い人
客観的に見ればどうか分からないが、私は凄い人だと思っている。
生活習慣病ではない持病の一型糖尿病で、血糖値をコントロールしながら、看護師として20年地域医療を支えている。
今のコロナでも、持病持ちという重症化しやすい状態なのにそれをおして毎日の業務に勤しみコロナの病床も看ているようだ。
私は、妻の身を案じ「辞めてもいい」と言っているが、自分のできることを可能な限りやって責任を果たしたいそうだ。
そんな妻や医療関係者の覚悟や献身を身近で見ていると、政治への不信感は高まるばかりであり、憎悪にも似た感情を持ってしまう。
まあ、そんな妻で、忙しい中家事も完ぺきにこなしている。
夫の私が、中途重度障碍者であることから家事の分担もままならない中、いつも笑顔でいてくれているという世界一の女性である。
彼女以上のスタイルや美貌の方はTVで良く拝見しているが、彼女以上に美しい女性を見たことは一度もないと断言できる。
そんな凄い女性とパートナーを組めたことは、「中途重度障害を乗り越えたご褒美」なのかもしれないと思ったこともあった。
結婚生活3年目だが、二人のまだまだ始まったばかりの人生だが、これから「死が二人を別つまで」どんなことがあるのかワクワクするし、全力で楽しみ乗り越えていこうと思っている。
兵庫県養父市の岡家の今後に乞うご期待!




















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