世界は驚くほど速いスピードで変化し続けています。政治、経済、環境…どれも私たちの生活に影響を与えるものばかりですが、正直なところ、これらの大きな動きを私たち個人がコントロールするのは不可能です。例えば、トランプ大統領が就任したとき、多くの人が不安や期待を抱いたことでしょう。その影響は計り知れず、これから何が起きるか分からない状況です。しかし、私はこう思うのです。「自分にはどうすることもできない事にリソースを割くよりも、どんな状況でも幸せに生きられる自分や家族を育むことに力を注ごう」と。
この考え方は、特に私のような中途重度障害者にとって、とても大切なものです。障害を抱えていると、どうしても「失ったもの」や「できないこと」に目が向きがちになります。しかし、それでは人生に喜びを見出すことが難しくなってしまいます。私は日々、「どうなっても幸せでいられる自分」を目指して、小さな選択を積み重ねています。この記事では、そんな私の実践している「幸せを選び取る方法」をシェアしたいと思います。
コントロールできることに目を向ける
心理学には「コントロールの輪」という考え方があります。私たちが直面する出来事を3つに分けるものです。
- 自分でコントロールできること
例:自分の行動、考え方、選択。 - 影響を与えられること
例:家族や身近な人との関係、日々の習慣。 - 全くコントロールできないこと
例:世界情勢や他人の考え。
例えば、大統領の政策や社会の大きな動きは「全くコントロールできないこと」に入ります。これに意識を向けて不安を抱えるより、「今日は自分が何を食べて元気を保つか」や「家族とどんな時間を過ごすか」といった、自分で決められることにエネルギーを注ぐほうが、はるかに前向きです。
「どうなっても幸せでいられる自分」になるために
私が日々意識しているのは、自分や家族が「今」幸せでいられる土台を作ることです。そのために、次の3つを心がけています。
1. 心身の健康を大切にする
障害を抱えている私は、自分の体調やメンタルの波を把握し、それに合わせた生活を送るようにしています。疲れを感じたときは無理をせず休むこと、リハビリや運動を無理なく続けることを意識しています。家族との時間も「お互いに健康でいる」ことを大切にしています。健康はすべての基盤だからです。
2. 家族との絆を深める
私たちが生きる中で、家族の存在は大きな支えになります。特に障害者として生きる私にとって、家族との絆は何よりの安心材料です。一緒に過ごす時間を増やし、お互いの気持ちを理解し合うことで、どんな状況でも「一緒に乗り越えられる」という信頼感を育んでいます。
3. 小さな幸せに気づく
大きな成功や目標を追い求めることも大切ですが、日常の中にある小さな幸せを見つけることは、それ以上に心を満たしてくれます。例えば、美味しい食事や家族との笑い合う時間、心地よい天気の日に散歩するひととき。これらはお金も特別な準備も必要ない、純粋な幸せです。
幸せを育むための習慣
日々を幸せにするためには、少しの習慣を意識するだけで十分です。
- 感謝のリストを作る
毎日「良かったこと」を3つ書き出すだけで、ポジティブな気持ちが増します。 - 情報の取捨選択をする
ネガティブなニュースや意見に触れる時間を減らし、自分にとって大切な情報だけを受け取るようにします。 - リラックスの時間を設ける
読書や瞑想、散歩など、自分を整える時間を作ることで、心の安定を保ちます。
未来に振り回されない「今」の大切さ
未来がどうなるかは、誰にも分かりません。それは不安に感じることでもありますが、逆に言えば、「今この瞬間を大切にすること」が、唯一私たちができることです。
「何があっても、私たちは幸せでいられる」――そう感じられるようになるには、完璧な状況を待つ必要はありません。むしろ、不完全な今の中で小さな幸せを見つけることこそが、人生を豊かにしてくれるのです。
「幸せは選び取れる」
この言葉を、この記事を読んでくださった皆さんにも届けたいと思います。世界がどんなに変わろうとも、私たちには「今ここで幸せでいよう」と決める力があります。障害を抱えながらも、私はその力を信じて日々を積み重ねています。そして、その積み重ねが、どんな未来が来ても私たちの心を支えてくれるのです。
私たち一人ひとりの幸せが、やがて周りの人々をも幸せにする力となる。そんな未来を信じて、今日も小さな一歩を進めていきましょう。




















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