1.シームレス
シームレスとは、途切れのない、継ぎ目のない、縫い目のない、などの意味を持つ英単語。複数の要素が繋ぎ合わされている時に、その繋ぎ目が存在しない、あるいは、認識できない、気にならない状態のことをいうIT用語だ。
私は、最近家と外の境界は曖昧な方が心地いいことに気付いた。
目線も空間も、とにかくのびやかになる。深い軒に覆われた広々としたテラスは、室内と一体化した使いやすさも魅力的。時間によって、リフレッシュしたり、家族でBBQを楽しんだり、夕刻にグラスを傾けたり、そんな家に憧れたりする。
恐らく、今の家でも少し手を加えれば可能だろうけど、面倒臭いが勝ってしまう。
新築の住宅などであればシームレスな共住空間が数年前からトレンドになり、営業からの提案も多いと思う。
住宅においてトレンドであれば、人間関係でのシームレスはあるのかと考えてみた。
2.人間関係のシームレス化
直接的な人間関係の境界が無くなれば、自他の認識が曖昧になる。
このようなことは起こらないだろう。
しかし、ミレニアルというデジタルネイティブ世代は既に、リアルとネットの境界が完全にシームレスになってきているのではないだろうか。
「ネットはネット。リアルはリアル」というマインドはなくなって、補完関係というか、連動する関係に変わってきているように感じています。リアルな出会いをベースにした繋がりも、SNSでの繋がりも、どちらも等しく価値があるというものを違和感なく受け入れている。
パラダイムシフトは既に起きていて、その価値観がマジョリティになるのが2045年頃だと、私は推測している。
3.新時代の3要素
私が、想像する新時代を生き抜くための3要素は、
- サスティナブル
- サーキュラーエコノミー
- シームレス化
この3つの価値観を自分の価値観にインストールし、自在に使いこなすことで、人生の充実や仕事の成功等に繋がると仮定しているし、私は更にもう一つ「自分を大切にする」というマインドも追加してもらいたいと願っている。
そのためには、もっと有意義なコンテンツを発信して、世に広める努力をしなければと、想いを強くした。
こんなことをいうと、無理だとか無謀だとか馬鹿じゃないかとか沢山言われますが、私としては、一つの価値観や視点から見てると馬鹿で無謀に見えるんだろうと思います。
4.違った視点を持とう
物を見る方向とかの話でも多重人格の話でもないです。
簡潔に言うと「10日後に死ぬとしたら」という視点です。
私がこの視点を獲得したのは31歳の時に脳出血で走馬灯まで見たのでほぼ一度死んで障碍者として帰ってきたからです。
私は「明日死ぬとしたら」という視点を持ってますが、これは経験しないと難しいです。
ですから、皆さんには「10日後に死ぬとしたら、今していることで自分は満足できるだろうか?」と自身に問いかけてもらいたいです。
この視点が持てれば、こんなコロナで、不況で、政治が酷くてって世界は美しいものに見えてきますよ。