1.自分に聞いてみてほしいこと
一年に一回、心新たに新年が始まる時に、自分自身に問いかけ聞いてみてください。
そこに人生を良くしたり、楽にするヒントが隠れているかも。
例えば、
・何をしているときが一番楽しいですか? 何に情熱を感じますか?
・子どもの頃、何が得意でしたか?そして、それは今も変わりませんか?
・お金の心配がないとしたら、あなたは何をしたいですか?
これを毎年繰り返すと、
「あなたの人生の目的は何ですか?何のために生きていますか?」
というあなた自身の答えが朧気ながら見えてきます。
多少の時間は取りますが、これを明確にしてから一年を始めると、非常に晴れやかな気持ちになりますし、初日の出が例年と違って見えるかもしません。
2.もう一つの質問「知恩」
先ほどは、自分のしたいことや欲求についての知るものですが、次は、私が大晦日にしていることです。
自分で神道と言っておきながら、やってることは仏教的です。
私が大切にしているのが「知恩」です。
たまに、知恩院という寺院があるように、仏教用語になります。
字のごとくですが、「なされたことを知ること」、つまり「他者が自分にしてくれたことに心を向けること」を意味します。
この知恩を徹底すれば、それは感謝の念につながっていきます。
先祖や自然の恩恵はいうまでもなく、私たちは日々の生活で、無限ともいうべき恩恵を他者から受けて生活しています。
そこで、私は、大晦日に、一年を振り返り、どんな恩を受けたのかを思い出します。
それに感謝をし、いつかお返ししようと初詣で誓いを立てて、一年を始めています。
これにより成功するとか評価されるとかは一切気にしていません。
去年一年「良く生きれた」と一人実感し、今年も「自分を大切にしながら良く生き、素敵な出会いがありますように」と祈願し、新年のスタートをきるのは非常に気持ちがいいです。
これは完全に自己満足ですが、是非皆さんにお勧めしたい習慣です。
3.まとめ
なんでこんなことをしだしたのか?
メンターである母方の祖父の影響です。
一年の最後に、自分に向き合うことと、感謝は大切だと幼少期から叩き込まれました。
「結局、自分を救うことができるのは自分だけ。自分の道は自分で決めて歩んでいかなければならない。」
「答えはいつも自分の心の中にのみある。」
これらの教えから、自分と向き合うのが大切だと教えられた。
感謝に関しては、祖父が自然を相手にしていた漁師だったので、自然への感謝について特に大切だと教え込まれ、そこから派生して私の信仰である「先祖信仰」に至り、「自然と先祖への感謝」という今に至っている。
そこに感謝しだすと、日々の生活で関わってくれた方への感謝にも繋がり、自分の中の年末年始の習慣になったのです。
皆さんもどうですか?