色々な事実があるなかで、どれぐらい強い不安や悲しみがあるのかをカウンセリングでは聞いていくが、その不安の言葉に対しての私の共感は、自分の体験に沿った推測でしかないということだ、「非常に不安だ」という言葉から連想される私の不安と、クライアントの不安はイコールではない。
そんな中でも、カウンセリングは進められていく。
この何ともいえない感情は人と関わり、感情を聞く仕事の方は持っているものだと思う。
私は、ブログで「傾聴」や「共感」「受容」の重要性を中途障碍者カウンセラーとして発信してきましたが、その全てが偽りなのかもしれないという不安に駆られる時がある。
難しく考え過ぎじゃないかと言われることもあるが、プロとしてやっている以上、この疑念から逃れることはできないと思っている。