仕事に行きたくないと思う事も多いと思いますが、今日は働くって凄いなって思ってもらえた上で、私も含めまだまだ自分は恵まれていると感じてもらえる話を書きます。
私のクライアントさんで障害をお持ちの方ですが長い付き合いなので名前を出さないという条件で、その方の話を書かさせていただき皆さんに共有したいと思います。
健常者の方でも、世間の悪意に晒されるのは耐えがたいものです。
でもしたいことがあるなら行動するといいですよという話です。
やりたい夢があるなら行動するっていうのを是非自分の選択肢に入れてください。
私のクライアントで、仕事したいって人がいました。
結構重度障害で親も反対してました。
でも、彼は私に泣きながら話してくれました。
「こんな僕を一生懸命育てて守ってくれたお母さんに、自分で稼いだお金でお花を送りたいんです。だから、1000円でも2000円でもいい」
って、月に作業料1000円の作業所行くって言ったらお母さん怒るかなって、お父さんに馬鹿にされるかなって思って言い出せなかったんですって、この時点でカウンセラーなのに号泣してました。
「君の想いを伝えれば怒られることも馬鹿にされることも絶対にない」とほぼ叫んでしまいました。
これは、彼にとって壮大な夢なんです。
家から出て作業をして1000円稼ぎ花屋でお母さんに花を買って、プレゼントするのは、健常者や移動の自由がある私では想像できないくらいのチャレンジなんです。
文字通り命がけでお母さんの今までの愛情に感謝をっていう彼は自分の夢の為に行動するっていう選択肢を自分に与えて覚悟を決めました。
そんな覚悟を決めなきゃ自分らしく生きられない社会はおかしいと思います。
就労支援は施設に行って社会とのつながりを持つことが出来るという支援者も保護者もいいますが社会の最小単位って家族でしょ?
ちゃんと家にいる障碍者も社会とつながり持ってますよ。
そんな安全な場所で在宅就労支援によって、次のステップに行く。
これでも大変な覚悟がないと行動に移せません。
そんな、チャレンジに踏み出した方々を尊敬してます。
そんな話がある中、五体満足の皆様、チャレンジしませんか?命かけてますか?
私としては五体満足ではないですが、自分にできることは残さずやろうとしています。
彼のチャレンジを読んで胸が熱くなった人、貴方ならできます。
是非したいことにチャレンジしてください。