人生のどん底からの這い上がり方【経験談】

1.人は誰しも人生のどん底を経験する

例えば、今現在どん底中の人も多いかもしれない、その原因が「いじめ」であったり「借金」であったり人それぞれ色々な要因で人生のどん底にいると感じてしまっている。
周りから見れば「それぐらいでどん底とか意味わからないwww」と言われてしまうこともあるだろう。
しかし、貴方自身が「人生のどん底だと思ったという事実」は誰にも否定できない真実のはずだ。
だからこそ、誰しもが一度は人生のどん底を経験する。


2.私にとっての人生のどん底

ここから私の話になるが、私にとっての人生のどん底は、7年半前に脳出血になり、左上肢機能全廃2級、左下肢機能の著しい低下4級という左片麻痺という症状の「中途重度障害者」になったことが切っ掛けでした。
なぜ私が人生のどん底と感じたのか?
原因は次の6つです、「当たり前にできていたことが出来なくなってしまったという事実」「離婚」「娘との別れ」「社会からの隔絶」「健常者からの忌避の視線」「仕事(収入・社会への貢献)への不安」、つまり社会的に無価値どころか負担をかけ続ける存在として生き続けてもいいのかという疑問を自分に持ってしまうということで、人生のどん底に辿り着きました。


3.乗り越え方

極論を言うと人それぞれです。
よく、目標を設定し、逆算することが大切とアドバイスする人がいますが、私は一部賛成で大部分は反対派です。
私もマイルストーンを置こうという話をしたりもしていますが、これには前提条件があったりします。
それは先が見えない状況でも出来ることを積み上げる経験をしているという事です。
ここが非常に重要で何という考え方なのか?言葉としてあるのかは不明ですが、逆算思考の反対です。
まずは出来ることを積み上げる経験をすることで初めて逆算思考が可能になると思っています。
では、次に私がどんなことを積み上げたのか?という地味なお話を書きます。


4.乗り越えるための第一歩

「出来ること」を積み上げる。
当時、私にできることはただ一つでした。
「椅子の立ち座り」です。
歩くこともできないため、バランス感覚を少しでも取り戻し、足腰を鍛える方法として私が唯一出来ることは手すりにつかまり負担の少ない高さの椅子で立ち座りだけでした。
これをいつまで何回すると目標設定して逆算し、達成には一日何回必要だというかたちで設定したわけではなく、時間を見つけてはただ愚直に回数を積み上げていきました。
一ヶ月もすると何回で限界が来るのかというのもはっきりわかってきたので、その回数を元に目標を設定し逆算思考を開始したのです。

5.挫折

日々の積み上げのおかげで、少しずつですが足に力が入り少しの時間立つことが出来るようになってきました。
そんな矢先に一時帰宅の許可があり、自宅で妻から離婚を突き付けられます。
まあ多少は覚悟していましたが、親権は妻で娘と今後会わせたくないというような主旨の事を言われ絶望しました。
そこで、頑張っていたリハビリも一旦止めます。
もはや頑張る意味が無くなったからです。
そんな落ち込んでいる私を励ましてくれる医療従事者の声や妹夫婦や両親の声も届かなくなっていました。
反応しなくなった私に対して、妻は淡々と離婚の手続きを進め、病院のベッドに離婚届を受理しましたという市役所からのはがきが来ました。
そんなある日、これが最後だという事で妻が娘を連れて挨拶に来てくれました。
「また会おう」「元気になったら一生に住もう」等の言葉を娘にかけないという条件で2人で話をしても良いという事だったので、泣くのをこらえて笑顔で娘と2人で話しました。
何という声を掛けたかは長くなりますし、書いていると未だに涙が止まらなくなるので割愛しますが、娘から「もう一度パパと手を繋いで動物園をまわりたい。」と最後に言われたことで、どん底人生を乗り越えるための2歩目のスイッチが押されました。


6.第二歩

ここでは、目標設定から始めました。
「娘と手を繋いで動物園を歩く」これが目的です。

そのための手段は、「最低2km歩行、手を繋ぐので動く右手は明けた状態」という条件がある。
つまり「杖なしで最低2km歩行」というのがこの目的を達するための最低限の達成目標ということであった。
この時、現状は三点杖で10m歩行が可能でした。
現状を加味した目標設定をすれば達成は不可能なので、逆に逆算思考は止めて、限界まで積み上げるという方法を取り逆算できるレベルまで来た時点で目標に対して逆算していこうと決断しました。
もう娘の為に出来る最後の事だと考えれば信じられないようなモチベーションと力が湧き出たことで、約4ヶ月で「杖なし3km歩行」を達成しました。


7.結論

私の経験上、人生のどん底から這い上がる方法は、
「目の前にある出来ることから積み上げる」「強烈なモチベーションの存在」「諦めない」「継続する(習慣化)」の4つです。
コツとか楽な方法とかは本当にないです。
ただ、私は娘がいなかったら「諦める」という選択肢を選んでいた可能性が高かったと今になれば思います。

勿論無理しないで逃げるという事も大切な時はありますので「自分を大切」にしてくださいね。

この投稿を是非身近で悩んでいたり、挫折の最中にいる人たちにシェアしていただけると幸いです

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4件のコメント

    1. ありがとうございます。
      さとさんのブログも拝見さていますが、一人で子育てする大変さが凄く伝わってきて、私なんかまだまだだと感じてます。
      毎日楽しみにしています。
      これからもよろしくお願いします。

      いいね: 1人

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