私が養父市に感じた豊かさとは、大きな自然に囲まれている集落の中で、人間や動物が調和して生きているところです。
農家の方が多いということで、作物を育てるために太陽からエネルギーというものを都会にいるより感じる機会が増えたように思いますし、心地よく吹く風から癒しや、山からの恵みをいただくという生活全てに感謝の念を持つことができる幸せとはまさしく豊かな生活と言えると思っています。
それに感謝しながら、のんびりと過ごすシンプルな生活を送ることは日本人の本来の生き方と言っても良いと思っています。
初めて養父市を訪れた時に、私が生まれ、子供のころ頻繁に行っていた淡路島にいた頃の感情を再び感じたように思いました。
養父市と比べても淡路島は田舎で不便ですが、海と山から豊富な恵みをいただき、非常に素晴らしい島です。
淡路島も移住先として素晴らしいですが、地方都市などで過ごしてこられた方には、養父市のように自然豊かだが不便過ぎないところがお勧めです。
本当にこのまま、すんなりと日本の会社に溶け込んでいいのか?
と思ってる人には是非とも田舎に来てもらいたいです。
常識に囚われず、このまま慌ただしい毎日で自分を消費することの虚しさに気付いてしまった人は、その違和感にこれから何十年も付きまとわれることになります。
そんな嫌なものを振り払うには、いきなり移住という高いハードルではなく、一人旅→デュアルライフ→移住と段階を踏んで自分に合った生き方を探しましょう。
きっと楽しいですよ。