1.一貫性のある言動をしたい
私自身はそんなに意識していないですが、そう思っている人は多いのかもしれない。
主張や行動が中途半端になっていると感じている人へ二つのマインドを紹介します。
「自分のコンセプトをしっかり決める生き方」を意識してみましょう。
そして、何かを選択するときには、常にコンセプトを基準に判断する癖を身につけましょう。
例えば会議で、「この言い回しは刺激的だ。こっちの言い回しは安心感がある。という状況があった時に、自分のコンセプトにはこっちの言い回しで話すのが合っている」。そんなふうに常にコンセプトを基準にして選択し続けていけたら、あなたの人生はあなたのコンセプト通りになり、一本筋の通った一貫性のある大人になれるでしょう。
その都度人の気持ちは移り変わりますし、人は良くも悪くも環境や外的要因で選択肢をコロコロ変えてしまいます。
それを防ぐためには、「コンセプトを決める」という方法は非常に有効です。
ちなみに私のコンセプトは「自分を大切にする」ですので、どんな選択肢や意見を求められてもブレることがありません。
また、もう一点意識してもらいたいのは、「他人の評価は気にしない」ということです。
「低評価だからコンセプトを考え直そう」とは絶対に思わないことです。周囲の目を気にするあまり一貫性がなくなってしまうほうが、低評価より弊害があります。あなたのコンセプトは、共感してくれる人にだけ届けばいい。そうすることで、周囲は気の合う仲間でいっぱいになっているでしょう。
その結果、生きやすく、充実した人生を送れて一貫性を担保したまま素敵な大人になれると思います。
2.コロコロ意見が変わる上司
嫌ですよね。
こういう人は良くいますが、基本的には「コンセプト」となる芯がなく、「更に上の上司」からの評価が気になって仕方がないのでしょう。
いい仕事をしたと評価されて出世するために、部下である貴方を犠牲にし、無駄な労力を課しているのですからある意味一貫性があります。
サラリーマンの生きる道なんだと同情してあげてください。
自分や家族を守るために酷く格好悪い大人であることを受け入れているんですからある視点から見れば尊敬に値するかもしれません。
このような人の多くは「人によって態度を変える」ということをしますが、理由としては「自分を良く見せたい」、「気に入られて有利に事を運ぶため」などのその人なりの処世術の時も結構ありますから、そういう戦略家からは学べることもあるかもしれません。
自分は「コンセプトを持ち」「他人の評価を気にせず」、一貫性を持った大人になったうえで、多くの違った価値観を持った人から学び、信用されるがクレバーな人材を目指すのも面白いかもしれません。